開音節と閉音節の二分法による言語の説明に対する意見
開音節と閉音節という二項対立,スラヴ語等の母音の長さ或いは強勢が,音節の知覚や機能に影響を与える場合や,スラヴ語のъ等の極端に短い母音が語末にくる場合,或いは鼻音や子音クラスタで音節が明瞭でない場合,閉音節だと捉えるか開音節と捉えるか,等の様な問題が発生して良くない気がしている。従ってフーリカ語では開音節や閉音節の二項対立に依る説明を導入していない。但しこれは,フーリカ語が子音クラスタ等で音節の区切りが明瞭でない場合がある為であり,このことを以てフーリカ語は優位だと主張するつもりはない。これ,現に日本語も母音の無声化が起こっているが,大半のネイティヴ日本語話者は自分が母音を抜いて発話しているということを知らない。然しこの対立関係では,開音節という扱いを受け,このことを上手く説明できない。(私が無学ということもある)。