Philosophy & Theology
ここでは論理哲学やギリシア哲学等の西洋思想と,東方正教会の神学に関する総合的な研究を扱う。哲学や正教神学に於ける初命題を主に取扱う。例えば「魂」というものについて,神秘科学の構造神秘学と異なるアプローチ,即ち物理科学的手法ではなく哲学的解釈によって考察を行う。この為,屡々神秘科学や他研究分野で扱っているものと同一と思えるものを取扱うが,その考察の手法は他の諸研究分野とは異なっているため,考察過程や結論も当然異なっていることに注意が必要である。
このページでは雑記に記されている哲学・神学に関する考察の中から,研究ノートとして参照するに値するものへのリンクも収録している。
List of Philosophy & Theology Field Research
実数の概念の本質に関する想念 2026年2月1日
実数について,1 = 0.999999... という事実を基に,実数の本質と数字というものが持つ「数の本質の概念」のイコン的役割について論を展開した草案。
言葉に本質的な善悪があるかという命題 2026年1月27日
ネガティヴな言葉というものについての論考から発し,言葉に本質的に善悪があるかに関する論考の草案。言葉は本質的に中立であり善悪を付与する解釈の文化が存在するだけに過ぎないと結論付け,神が聖書に於いてその解釈を支配したことに神性について論を展開した。
理性と合理と自由に関する命題 2025年10月23日
理性と合理と信という三つの支点が自由・平等・多様性という現代社会の根幹をなすものへ相互作用することを命題として与え論じる。後にエールフレットに於いて「天秤の公理」と呼ばれるものの草案。
哲学の破綻から導かれる信仰の論理草案 2025年10月13日
全能者のパラドックスからウィトゲンシュタインの「語り得ぬもの」を経て,信仰が合理と理性の行き着く先であることを論証する草案。無神論もまた一種の信仰であり,人間は何らかの信仰なしに生きられないことを示す。
偽りの哲学に関する訓戒 2024年12月10日
神学の観点からして人間の哲学は最も愚かな学問であり,真に愛すべき哲学は神学や教会論の内,即ち神の福音の内にこそ宿ることを論じる。
信仰の第二の役割についての考察 2024年7月10日
世界を超越した存在を信じることは,人間の科学でこの世界の全てを記述できるという思い上がりを戒め,科学の科学性を維持する役割があることを論じる。
信仰とは何であるかに関する考察 2024年6月23日
信仰とは合理と理性の行き着く先であるという論の初出の雑記であり,「不可能な証明」を用いた帰結として論じる。後の「哲学の破綻から導かれる信仰の論理草案」の原型である。