My Works
作品を創り出すとき,私は小説家汐見夏衛先生の『だから私は、明日のきみを描く』の一節,„(絵を描くとは) 自分の心に深く突き刺さった美しいものを、それを見たときに浮き上がった感情を、誰かに伝えるために形にすること。”という言葉をいつも忘れることなく大切に胸中に留めて創作を行っています。この言葉は絵を描くことに対して言われた言葉ですが,私は創作全般に対しても言えることだと思うのです。というのも,«創作»とは正に自分の心の中に存在する何等かの情景或いは感情を,自己表現として詰まり«誰かに伝える為に形にすること»だからです。そして私はこの言葉の様に創作を行いたいと考えています。そのため,私は心象風景や何か感動するものを見たときに心に焼き付いた光景を描きました。これは架空世界«エールフレット»や架空言語«フーリカ語»等で特によく分かることですが,これらは私の夢に出てきて,その像が私の心に焼き付いたものをそのまま写し取った物であります。また音楽でも同様に,私は私の心に深く印象付けられた何等かの光景を音楽で表現して,人々に伝えようと試みています。
創作物のテーマを選ぶとき,最近 (特に2022年の名義変更後) では«探究と信仰»をテーマに扱うことも多く,これらはアリビナ宇宙科学研究所 (AISAS) やCathedral of Scientific Doxology (CSD) での活動で大きく現れています。信仰とはなんと強い光なのでしょうか。私は«信仰とは合理と理性の行き着く先でもある。»と考えています。何故ならば,あるパラドックスが在り決して証明できない問題が存在したとき,ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの„答えが言い表しえないならば、問いを言い表すこともできない。"謎"は存在しない。問いが立てられうるのであれば、答えもまた与えられうる。”という言葉から,決して証明できない問題というのはそれ自体が«破綻した問い»であると言うことができるからです。この«破綻した問い»に対して人間ができることこそが,«信じる»ことなのです。決して証明できないのならば,正しいと思う方を信じるしかないのです。従って,信仰とは正に非常に合理的であり,理性的な行為なのです。何故ならば,«神の裁定»また«神の秩序»は自然を見ればその片鱗を見ることができ,その存在は明らかであるのに,その全てを見て証明することは人間には決してできないからです。故に私は神を信じるのです。するとどうでしょう,信じることに依って心が強化され,解決することができない問題の前に立った時の不安は一切除かれて,心が平安になるではありませんか。このことから分かるように,信仰という«希望の光»とは最も強い効果を持つ薬なのです。私はこのことを未だ神を知らない多くの人に知ってほしいと考えています。従って私は,«信仰»をテーマに扱うことが多いのです。
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